コンパクトなベビーカーおすすめ24選 | 軽量で人気！A型・B型・AB型の商品も紹介

持ち運びや収納性に優れるコンパクトベビーカーをお探しではありませんか？折りたたんで小さくまとめられ、また軽量で持ち運びの負担感も軽減してくれるコンパクトベビーカーは近年よりラインナップが充実し、注目を集めています。

しかし便利な一方で安全性は大丈夫なのか、気になるところです。初めてベビーカーを選ぶ人にとっては、さまざまなタイプからどんな基準で選べばいいのかポイントも知りたいところではないでしょうか？

この記事ではコンパクトベビーカーの魅力について触れながら、コンパクトベビーカーの選び方のポイントについて解説しています。また、ベビーカーのレンタルや中古購入についても取り上げているのでぜひ最後までご覧ください。

コンパクトベビーカーはコンパクトに折りたためるものが多いため、狭い玄関でも置いておきやすい利点があります。玄関に置いておくのが嫌な人はクローゼットに閉まっておいても、軽量なので使う時に取り出しやすいです。

車で外出する時もトランクや後部座席に収まりやすく、スペースを有効活用できます。

外出先では、どうしてもベビーカーをたたんだり、手に持ったりしなければいけないシーンが出てくるものです。限られたスペースに人が密集しやすい電車やバスでは、折りたたんで最小限のスペースに収まりやすいコンパクトベビーカーが便利です。

エレベーターがない場所や、混雑してエレベーターが使えないシーンでは、軽量のコンパクトベビーカーなら階段やエスカレーターでの移動がスムーズです。

飛行機においては、折りたたんだ時のサイズが上の表に示す数値内に収まっていれば、手荷物として機内持ち込みも可能です。

A型ベビーカーは、後述するB型よりもサイズが大きめで重量もあり、安定感があるタイプのベビーカーです。適用月齢とリクライニング角度は以下の通りです。

• 生後1ヶ月から使用できる
• リクライニング角度150°以上

対面式・背面式の両方に対応している製品や機能性が充実している製品が多く見られます。腰がまだしっかり座っていないうちは、A型ベビーカーをチェックするようにしましょう。

B型ベビーカーには、サイズ感がコンパクトで軽量な製品が多く見られます。適用月齢とリクライニング角度は以下の通りです。

• 生後7ヶ月(安定しておすわりができるようになってから)
• リクライニング角度100°以上

子供の成長に合わせてA型から買い替えたり、帰省のために購入するケースが一般的ですが、A型よりも簡単なつくりになっているため、開始時期はしっかり検討しましょう。

ベビーカーの中には、AB型やバギーと呼ばれるタイプも存在します。AB型は、SG基準ではA型に含まれるタイプで、生後1ヶ月から使えるA型の利点と軽量コンパクトなB型の利点を併せもっています。

B型ベビーカーに分類されるバギーは、B型の中でもより軽さやコンパクトさを重視している分、安定性ではやや不安があります。ちょっとした外出や休憩用としてチェックするのが無難と言えます。

ベビーカーのタイヤは3輪タイプと4輪タイプがあります。3輪タイプは操作がしやすく、狭い場所でも小回りが利くメリットがある一方で、重量感のある製品に採用される傾向があります。

一方で4輪タイプは軽量で持ち運びやすいメリットがありますが、段差にひっかかりやすい点は気をつけなければいけません。

シングルタイヤと呼ばれるタイプは、ベビーカーの1つの脚につき1つのタイヤがついています。シングルタイヤは方向転換がしやすく、ガタつきが少ないので安定感があり静かな点も魅力です。

一方でベビーカーの中には、1つの脚につき2つのタイヤがついたダブルタイヤもあります。ダブルタイヤは軽いのが利点で、また道路上の溝にはまりにくくできています。

外出先でベビーカーを折りたたむシーンでは、できるだけ時間をかけずにスムーズに折りたたみたいものです。そんな時には、ワンタッチで小さくたためる機能をもつベビーカーがおすすめです。

周囲に人が多いシチュエーションを始め、階段の昇り降りが頻繁にある場面や公共交通機関利用など、さまざまなシーンで重宝する機能です。使う時にはワンタッチで展開もできます。

ベビーカーを折りたたんだ時に、スーツケースと同じような形になるタイプなら、使用していない時の持ち運びも楽にできます。ただし身長によっては取っ手部分と高さが合わないケースもあるため、事前に折りたたんだ時のサイズ感を確認しておきましょう。

中にはスーツケースと同じように伸縮する取っ手を採用したものもあり、身長を問わずに自然な姿勢でベビーカーを引いて歩けます。

ベビーカーを折りたたんだ時のサイズにも注目しましょう。折りたたんだ時のサイズが「幅35m × 奥行20cm × 高さ50cm」程度に収まる最小級のベビーカーなら自転車のカゴにも収納可能です。飛行機な機内持ち込みや電車の荷物棚にも入り、外出での移動方法の幅が広がります。

抱っこひも・おむつポーチ・着替えなど、子供との外出にはいろいろなアイテムが必要です。ベビーカー選びにおいてシート下収納や荷物かごは、必ずチェックしておきたい要素と言えます。

ベビーグッズだけを入れるならそこまで大容量である必要はありませんが、買い物した荷物の収納も考えるなら、30L前後の容量がおすすめです。なお荷物が重すぎて転倒しないよう、バランスや操作性には気をつけましょう。

子供にとって快適な乗り心地を左右する要素として、強い日差しから守る日よけもチェックしておきましょう。ベビーカーをシェードで覆うと、その中は空気や熱がこもりがちになるため、通気性のいい素材かどうかも確認しておきたいところです。

そのほか、子供の様子を見るためののぞき穴のついたものや、ロック機能付きのものなど、さまざまなタイプがあります。どんな機能が子供にとって快適で安心かを踏まえて判断しましょう。

海外ブランドのコンパクトベビーカーは、おしゃれなデザインのものや走行性に優れる製品が多い傾向にあります。また片手で簡単にたためるタイプは、海外ブランドに多く見られます。

日本ではベビーカーの安全基準としてSGマーク(※詳細は後述)のチェックが推奨されますが、海外ブランドにも同様に安全基準があります。

EU加盟国の安全基準「CEマーク」・欧州の規格「EN1888」・アメリカの「ASTM」・イギリスの「BS」などは、日本同様に厳しい基準をクリアした製品に与えられます。

国内ブランドのベビーカーから選ぶ際には、必ずSGマークをチェックするようにしましょう。前述でも触れましたが、SGマークは一般財団法人製品安全協会の安全基準(SG基準)を満たした製品につけられるマークです。

安全基準の中には、折りたたみ時に関する安全性や走行性の基準も含まれているため、コンパクトベビーカーを選ぶ時にも大切なポイントと言えます。

赤ちゃんは生後の1ヶ月検診で外出許可をもらってから外出するのが一般的なため、新生児(生後28日未満)にベビーカーは不要です。ただし人によって認識の違いがあり、首の座らない2～3ヶ月目までを「新生児」と呼ぶケースもあります。

ベビーカー市場においても「新生児でも乗れる」と記載された商品が多くあり、具体的に生後何ヶ月目を指しているのかをチェックした上で判断しましょう。

ベビーカーは最長で生後48か月まで乗れる構造のものも少なくありませんが、実際に長期的に使っている人は多くありません。

短期使用や買い替えで失敗したくない人は、お試し感覚で利用できるレンタルの方がメリットが大きいケースもあります。「ベビレンタ」「ナイスベビー」などの店舗でサービスを利用できるので気になる人はぜひチェックしてください。

ベビーカーへの出費を抑えたい人は、中古ベビーカーも悪くありませんが選ぶ際には安全性や衛生面の観点で以下のポイントに気をつけましょう。

• タイヤの擦り減り具合やガタつきをチェック
• フレームに傷や欠けている箇所はないか
• シートがヘタって乗り心地が悪くないか
• リコールのかかっている製品は避ける
• 付属品の有無
• シートの汚れやニオイ

コンパクトベビーカーは使い勝手が良く、セカンドベビーカーとしても人気があります。この記事で紹介したポイントを押さえて、いい製品に出会ってください。子供にとって快適・安全、自分にとっても負担感がなく便利なコンパクトベビーカーで、外出を楽しみましょう。