【2023年】ベビーカーのおすすめ9選｜新作は？軽い・高級・安いモデルも

ベビーカーはママやパパが赤ちゃんと外出する時に必要なアイテムです。赤ちゃんを乗せているため安全性はもっとも重要ですが、操作性や走行性も商品を選ぶ際の大切なポイントです。

ベビーカーにはA型・B型・AB型などいくつかの種類があります。そのため、それぞれの違いがよく分からず、ベビーカー選びに困っているママやパパは多いですよね。ベビーカー購入後に「使い勝手が悪かった」・「安全性に欠けていた」など、ベビーカー選びに失敗したとの声も多くあります。

そこでこの記事では、ベビーカーの種類・対象年齢やベビーカーの選び方をご紹介します。ベビーカーで人気のメーカーや2022年の新作ベビーカー、おすすめのベビーカー9選も紹介するので、ぜひベビーカー選びの参考にしてください。

A型のベビーカーは生後1ヶ月～3・4歳まで使用できます。体重は15～17kgくらいまでが対象です。背もたれを150℃以上リクライニングできる商品も多く、赤ちゃんを横にも寝かせられて便利です。

A型ベビーカーは頑丈で大きく、安全性が高いことが特徴です。しかし、その分重量が重く価格も高いことがデメリットになります。重さが気になる方は、軽量化されたA型ベビーカーをチェックしてください。

AB型ベビーカーもA型ベビーカーと同じように対象年齢は生後1ヶ月～で、3・4歳まで使用できます。AB型は安全性にも優れていますが、A型よりも軽量でコンパクトです。A型とB型の中間的なベビーカーで、2つのいい点を持ち合わせています。

ただし、軽量とはいえB型と比較すると重く持ち運びにくい点と価格の高さがデメリットです。とはいえ、生後1ヶ月～3・4歳まで利用できるため買い替えの必要がない点は魅力です。

B型ベビーカーは生後7ヵ月ごろ、赤ちゃんの腰がすわる頃から使用できます。リクライニング機能がなく、A型やAB型よりも軽量・小型で、操作性が高く持ち運びがしやすいことが特徴です。

しかし、A型と比較してよりシンプルに作られているため、衝撃には強くありません。また、リクライニングが浅く、赤ちゃんはA型ほど快適に過ごせません。価格がA型よりも安く小型で小回りがきき移動がしやすいので、よく外出する方には向いています。

三輪ベビーカーは、前輪が1つで後輪が2つの合計3輪のベビーカーです。タイヤは大きいことが多く振動に対する工夫がされているので、凸凹の道でも進みやすいことが特徴です。小回りも利いて方向転換も簡単にできます。

安定性は高いもののその分重いので、女性が一人で持ち上げるのは大変なのが難点。しかし、おしゃれなデザインの商品が多く、子供の体重が増えても走行性は変わらずスイスイ進めます。走行性の高さを重視するならおすすめです。

バギーは赤ちゃんの腰がすわる、生後7か月頃から使用できます。コンパクトかつ軽量で、B型と同じようなシンプルな構造が特徴です。価格も安く予算の低い方でも購入しやすいです。

一方で衝撃に弱く安全性も低いため、凸凹した道はスムーズに進めないデメリットがあります。衝撃が赤ちゃんに伝わりやすく、赤ちゃんは快適に過ごせません。購入する際はメリットとデメリットの両方を考慮して選びましょう。

Ａ型かＢ型かは外出の頻度や使用する交通手段・予算・ライフスタイルを考慮して選びましょう。どちらも3・4歳まで使用できるので、生後1ヶ月～Ａ型(ＡＢ型)で通すか、生後7ヵ月になるまで待ちＢ型を購入するかになります。

また、Ａ型からＢ型に切り替えられますが、Ａ型はを短期間しか使用しないため出費が重なってしまいます。しかし、2人目や3人目を考えているなら、2台持っておくと将来的に便利です。買い替えに余裕がない方は、7ヶ月まではベビーカーを購入せずに抱っこひもを使うのも1つの方法です。

安全性の高い商品であれば、毎日安心して使用できます。日本の製品なら、SGマークが付いている製品が安全かどうかの目安となります。SGマークの付いた製品は衝撃や振動への対策がしっかりしていることが多いです。もちろん、海外の製品でも厳しい安全基準が設定されているため、認定基準に適合していれば安心です。

シートの向きを対面と背面に切り替えられるのが両対面式です。両対面式は赤ちゃんの様子を見られて、会話もしやすいことがメリットです。赤ちゃんの成長に合わせて背面に切替もできます。

両対面式のベビーカーはＡ型のベビーカーに多く、Ｂ型は背面式が主流です。Ａ型かＢ型を選ぶ時は、その点も考慮してください。

タイヤが3輪か4輪かは、ベビーカーの重さや操作性の違いにつながります。3輪タイヤは方向転換はしやすく小回りが利き、4輪タイヤよりも走行性が高いです。

4輪タイヤは最近「オート4輪」とも呼ばれ、以前よりも走行性が高くなりました。4輪タイヤは3輪タイヤよりも軽くて小型ですが、段差の乗り換えは3輪タイヤの方が得意です。

タイヤは直径が大きいほど、衝撃を吸収して段差を乗り越えやすくなります。タイヤの直径は15cmが一般的ですが、18～20cmの大径タイヤになると安定した走行ができ、赤ちゃんも快適に過ごせます。ただし、大径タイヤは重くて本体が大きいことがデメリットです。

一方で、小径タイヤは軽くコンパクトに収納できます。しかし、段差にうまく対応できず衝撃も大きくなるデメリットがあります。

シングルタイヤは1つの脚に1本のタイヤが、ダブルタイヤは1つの脚に2本のタイヤが付いています。シングルタイヤは小回りがきき、ダブルタイヤよりも走行性に優れていて、凸凹の道でもスムーズに進みます。

しかし、安全性が高いのはダブルタイヤです。また、重さもシングルタイヤの方がダブルタイヤよりも多少軽くなります。

ベビーカーは軽量の商品がおすすめです。生後半年の赤ちゃんの一般的な体重は7～8kgです。ベビーカーの本体が重いと、赤ちゃんを乗せた時の重さが生後半年で10kg以上になります。

特に、バスや電車などの交通手段を利用する方は、安全性や利便性も考慮した上で本体が5kg以下の軽量のベビーカーを選ぶといいですね。

夏の暑い日の外出も考慮すると、ベビーカーに暑さ対策があるかどうかは大切なポイントです。シートが地面からなるべく高い位置にある方が、地面からの熱が伝わりにくくホコリも避けられます。

ハイシートの目安はシートの高さが50cm以上です。また、メッシュ素材など通気性のいい素材なら赤ちゃんも快適に過ごせます。

一般的にベビーカーには荷物入れが付いていますが、容量も確認してください。ベビーカーのシート下のカゴは20L程度が一般的だと言われています。

しかし、外出先で買い物をして荷物をカゴに収納する機会が多いのであれば、30Lくらいを目安に選ぶのがおすすめです。また、シンプルな構造のバギーにはそもそもカゴが付いていないこともあるので注意してください。

シートは取り外せて洗濯できる商品がベストです。赤ちゃんの飲みこぼしや食べこぼしで、シートは意外とすぐに汚れてしまいます。また、赤ちゃんはたくさん汗をかきます。そのため、シートは洗濯機で丸洗いできる商品ならさらに便利です。シートを外して洗濯機で丸洗いできれば、常に清潔に保てるので長く愛用できますよ。

アップリカは1947年からベビー用品の開発や販売を行っている日本のメーカーです。赤ちゃんの成長にとって理想的な商品を日々開発しています。軽量で多機能の商品が多く、A型やB型に加えてAB型の商品も扱っているため用途に合った商品を選べます。

「赤ちゃんの自然な成長を妨げない快適な状態」がアップリカのこだわりです。「メディカル成長マモール」は赤ちゃんの姿勢を保持するシートで、アップリカの独自技術で開発されました。

コンビは安全性や走行性が高く、軽量で衝撃に強いベビーカーを販売しています。ママやパパの快適さや使い勝手にこだわり、便利な機能が搭載されている商品が多いです。軽量でコンパクトな商品にも力を入れており、折り畳めて持ち運びが楽な商品も多くあります。

また、商品のラインナップが多く用途に合った商品を選べます。日光や雨の日の対策として、足元までカバーで覆うことのできる商品「アンブレッタ」も人気です。

ピジョンはベビー用品やマタニティ用品を扱う日本のメーカーです。利用するママやパパのことを考えて開発された商品が多く、商品には快適に使用できるようにさまざまな工夫がされています。段差に強いシングルタイヤを採用していることも、ピジョンの特徴です。

種類が豊富で、価格が比較的安くお求めやすい点も嬉しいポイントです。デザインもおしゃれで複数の色から選べる商品が多く、自分のスタイルに合った商品を選びたい方には向いています。

エアバギーはおしゃれなベビーカーにこだわる方におすすめのメーカーです。安全性・走行性・赤ちゃんの乗り心地にこだわった商品を開発しています。人気商品は3輪のベビーカーで、段差にも強く小回りが利いて使いやすいと評判です。

タイヤはエアチューブで、凸凹の道でも赤ちゃんに振動が伝わりにくく赤ちゃんが快適に過ごせます。走行性が高く衝撃に強い商品をお求めの方や、おしゃれな商品をお求めの方にはおすすめです。

バガブーはオランダのメーカーで、おしゃれなデザインが特徴です。走行性が高くスムーズに進むベビーカーを多く販売しています。カラーのバリエーションが多く、スタイルに合ったカラーを選べます。

セレブも愛用していて価格も多少高めです。しかし、価格が高いなりに走行性や安全性も高く使い勝手もいいため、購入する価値はあります。

サイベックスはドイツのブランドで、「安全性・デザイン・機能性」をコンセプトにベビー用品の開発や販売を行っています。ベビーカーは4輪タイヤのみを扱い、A型やB型の他バギーも販売しています。

横幅が45～50cm程度のスリムな商品が多いです。また、リクライニングが4段階に調節できる商品もあり、機能面も充実しています。

2022年の新作ベビーカーをチェックしていきましょう。コンビの「スゴカルエアー エッグショック AM」は、3.9kgと超軽量で片手で楽に持ち運べるのが魅力です。荷物がたくさん入りそのまま折りたためるバスケットや、大きな段差でも楽に通れる乗り越えステップなどさまざまな機能が付いています。

またバガブーの「バタフライ」はB型ベビーカーで、瞬時に折りたためるのが魅力です。折りたたむとコンパクトになるので、車のトランクなどに収納しやすくなっています。111°～145°までリクライニングでき、幅広い年齢で使用可能なベビーカーです。

ベビーカーフックは、ベビーカーのハンドルの部分に付けられるフックです。バッグを吊り下げられて、ベビーカーを押す時の負担が減ります。おしゃれな商品・シンプルな商品の他に、ロック機能の付いた商品もあります。

また、ベビーカーバッグはベビーカー専用の収納バッグで、大容量のポケットが付いていることが特徴です。普通は中身が分かるようにメッシュ素材になっていて、赤ちゃんと外出する時に必要なものがすべて収納でき便利です。

ドリンクホルダーは、赤ちゃんの水分補給が頻繁に必要になる夏場は特に便利です。ドリンクを固定しやすく、状態の悪い場所でもボトルを水平に保ち、飲み物がこぼれにくい商品もあります。

ブランケットクリップはブランケットをベビーカーに固定できるアイテムです。夏場は日差しから赤ちゃんを守り、冬場は寒さからガードしてくれます。シンプルな商品からかわいい商品まで、さまざまなデザインで販売されています。

レインカバーは、ベビーカーをすっぽり包んで赤ちゃんを雨から守るアイテムです。雨の日だけでなく、花粉の多い時期や風の強い日などにも使用できます。中には、紫外線をカットする商品もあります。

収納ポケットの付いた商品や、メッシュ窓になっていて通気性のいい商品も人気です。さまざまな種類があるので、用途に合わせて選びましょう。

ベビーカーにクリップで付ける小型の扇風機は、暑さ対策に欠かせないアイテムです。赤ちゃんが乗っている位置は地面からより近く、暑さを感じやすいからです。

ベビーカー専用のクリップオン扇風機は、普通は赤ちゃんが触っても怪我をしないように設計されています。ベビーカーでよく外を歩く方は、ぜひ購入を検討してください。

ベビーカーは用途に合わせてレンタルもできます。購入前にお試しでレンタルしたり、旅行中にだけレンタルもできます。

また、赤ちゃんの腰がすわる前はベビーカーを購入せずレンタルで済ませば、買い替えをしなくても済み経済的です。旅行用なら商品を旅行先に商品を配送してくれる会社を選びましょう。

ベビーカーにはいくつかの種類があります。しかし、安全性やタイヤの種類など選び方のポイントを押さえれば用途に合った商品選択が可能です。便利なベビーカーアクセサリーも必要に応じて購入すると、より赤ちゃんとの外出が快適になります。