高級ベビーカーのおすすめ11選｜海外セレブが支持する高級ブランドも【A型・B型】

高級ブランドのベビーカーと聞くと海外セレブが使用しているようなイメージが先行するかもしれませんが、実は機能性も充実していて、使い勝手のよさで評判を集めています。道路や建物の些細な段差や狭い入口などもスムーズに移動でき、子どもが感じる振動も少なく抑えられるのが魅力です。

またおしゃれさを兼ねた製品も多く、お出かけの際にコーディネートする楽しさもあります。さまざまなニーズに応えられる高級ベビーカーですが、そもそもどの価格帯からが「高級」で、一般的なベビーカーと何が違うのか詳細も気になっている方はたくさんいます。

この記事では、A型ベビーカーとB型ベビーカーの違い、サイベックス・ストッケなどベビーカーの海外ブランドや高級ブランド（ハイブランド）を解説しています。ぜひ最後までご覧いただき、購入のヒントにしてください。

国内ブランドでリーズナブルなベビーカーの平均的な価格は2万円程度です。軽量でコンパクトなモデルが人気ですが、機能的にはシンプルです。

さらに1万円台の価格帯ではつくり自体が簡単で、選ぶ際には安定感があるか、子供にとって快適な乗り心地かを慎重に検討する必要があります。より機能面・安全性・快適さを求める場合は、3～4万円まで選択肢を広げるのがおすすめです。

ベビーカーにおいては5万円以上の価格帯から「高級ベビーカー」と呼ばれるようになります。海外ブランドが中心で、低価格帯のベビーカーよりも安定感の良さが特徴的です。

またワンタッチで簡単に折りたためたり、小回りが利きやすい旋回式ホイールの採用など、機能性も充実しています。段差が多く通路の狭い複雑な場所や、人が混み合う場所にも使いやすい製品が多いです。

より高級なモデルになると、配色の組み合わせを自由に選べたり、チャイルドシートと兼用可能なものや二人乗り可変機能など、デザイン性・機能性ともによりハイクオリティになります。

10万円以上のベビーカーは芸能人やセレブにも選ばれる価格帯で、ファブリックやレザーなどの質感の良さや耐久性の高さも特徴的です。

ベビーカーの中には、よりラグジュアリー性を追求したモデルもあり、価格は100万円以上になるケースも見られます。

ベビーカーメーカー「コンビ」の「スゴカル 4キャス compact エッグショック HH クリスタル」はスワロフスキーを7千個以上あしらっており話題を集めています。

また数十万円のベビーカーの生地をレザーやデニムに変えたり、カラーリングを変えるなどのカスタマイズもセレブの中でトレンドになっています。

A型ベビーカーは、最も早いケースで生後1ヶ月から乗れるタイプです。リクライニング角度は150°以上で、子供を寝かせた状態で使用できます。まだ安定しておすわりができないうちはA型ベビーカーを選ぶようにしましょう。

後述するB型タイプよりもサイズや重量は大きくなる分、安定感があり子供の安全性や快適さを重視しています。なお近年、軽量かつ安定感があって人気の高いAB型タイプは、SG基準ではA型に属します。

生後7ヶ月で安定しておすわりができるようになったら、軽量コンパクトで扱いやすいB型ベビーカーがおすすめです。背もたれは最も立てた状態で100°以上で、リクライニング機能は必須ではありません。

持ち運びやすく操作性が良く、またA型よりも簡易的なつくりなため価格も比較的リーズナブルです。より軽量のバギーもありますが、軽くなるほど安定感は損なわれやすいため、どこまで許容できるか見極める必要があります。

対面式のメリットは走行中に子供の様子を常に確認しやすい点です。まだ小さい赤ちゃんの時は、不自然な姿勢になっていないか、周囲の変化に不安がっていないかなど子供の様子をこまめに気にかけられる対面式がおすすめです。

両対面対応タイプなら、子供の成長に合わせて景色を見せる背面式にも切り替えられます。

背面式ベビーカーは、前述の両対面のように切り替えはできませんが、その分サイズをコンパクトにできるので、小回りが利き操作しやすいメリットがあります。

またサイズが小さい分、重量も軽く持ち運びも簡単です。公共交通機関の利用頻度が高い人や、子供と一緒にさまざまな場所へ出かける機会が増えてくる時期におすすめできます。

三輪タイプでは、空気の入ったエアタイヤを採用したモデルが主流です。空気によるクッション性が高く、走行時の振動や衝撃を吸収するので子供にとって乗り心地が快適なタイプと言えます。

また小回りが利きやすいのも三輪タイプのメリットです。凸凹道・坂道・狭い場所などを通行する機会が多い人におすすめできます。ただし安定感がある一方で製品重量は重くなる傾向があります。

四輪タイプは、前述の三輪タイプに比べると振動・衝撃を伝えやすいデメリットがある一方で、コンパクト化・軽量化しやすいメリットがあります。

そのため、バス・電車・階段・エスカレーターなど、ベビーカーを持ち運ぶシーンが多い場合に扱いやすいタイプと言えます。使っていない時に収納しやすい利点もあります。

ベビーカーは製品重量が重くなるほど安定性が高くなる傾向があります。衝撃や強風による転倒リスクを抑えたい人向けで、海外ブランドでは安定性重視で重量感・サイズ感の大きいタイプが多くあります。

一方で日本の都市環境や公共交通機関の利用においては、大きなサイズ・重量は持ち運びや操作性においてデメリットになるケースもあります。自分が住む地域の生活環境を踏まえて、適切な重量を選ぶようにしましょう。

ベビーカーを購入する際には、サイズにも注目してみてください。とくに収納時のサイズは、その後の使い勝手を左右する重要な要素となります。チェックすべきポイントをまとめましたので、参考にしてください。

• 自宅の収納スペースに収まるか
• 自家用車に乗せられるか（車移動が多い方）
• 重すぎないか（公共交通機関の移動が多い方）
• 飛行機内の持込可能か（旅行で使用する方）

上の表では、使い勝手の良さを感じやすい代表的な便利機能をまとめています。走行中はもちろん走行時以外の場面でも重宝する機能なのでぜひチェックしましょう。

赤ちゃんとのお出かけには、おむつポーチ・抱っこひもなどのベビーグッズや、着替えやビニール袋などの荷物の準備を整えておきたいものです。

シート下の収納の容量が、必要なアイテムを入れておくのに十分かどうか必ずチェックしておきましょう。外出先で買い物した荷物を入れる余裕も十分に確保したい場合には、20Lや30L以上のモデルもおすすめです。

日除けは、強い日差しや紫外線から子供を守る場合に注目したい要素です。サイズによって子供の全身をカバーできるものや、一部分(※頭や上半身など)のみをカバーできるものがあります。

カバーできる範囲が大きくなると、熱や空気がこもりやすくなるため、日除けの素材が通気性に優れているかどうかも注目ポイントです。赤ちゃんの様子を確認できる小窓が備わった日除けもあります。

リクライニング機能はA型ベビーカーでは特に重視される機能の一つですが、製品によって角度調整が段階式・無段階式のものがあります。

その時の状況や子供の様子に合わせて柔軟に角度調整したい場合には、無段階式がおすすめです。段階式でも段数が多いほど細かく角度調整できます。

座面の高さも大切なポイントです。座面が地面から近ければ近いほど、夏場の熱や舞い上がるほこりの影響を受けてしまいます。一般的には座面が50cm以上の商品がハイシートタイプと呼ばれていますので、目安にしてください。

黒・紺・茶などの濃い色は、汚れが目立ちにくいため人気のカラーです。また服やバッグなどとも合わせやすい色なので、汎用性もあります。一方で熱を集めやすいデメリットもあるため、直射日光が当たる場所や夏場は注意してください。

ベージュ・ピンク・クリームなどのカラーは色あせが目立ちにくい点が魅力です。そのため外出が多い方に適しています。濃い色より汚れは目立ちますが、白色よりは気になりにくいカラーです。熱がこもりにくいメリットもあります。

清潔感がある白色は、熱がこもりにくいのがメリットです。夏場に使用するのを想定している方は、熱中症予防になるためおすすめ。汚れが目立つデメリットもありますが、こまめに掃除をしてきれいな状態を保てば衛生面でも安心です。

ベビーカーは毎日使うアイテムなので、デザインにもこだわりたいと考えている方はたくさんいます。とくに高級ベビーカーの場合は、スタイリッシュでおしゃれな商品がたくさんあります。日々の育児を少しでも快適に心地いいものにするためにも、お気に入りのデザインを探してください。

ベビーカーの中には双子用モデルもあり、子供を前後に乗せる縦型と、横並びに乗せる横型にタイプが分かれます。縦型は小回りが利き、横型は子供の様子を確認しやすいメリットがあり、お住まいの地域の環境を踏まえて使いやすい方を選びましょう。

車での外出が多い人には、チャイルドシートとしても使える2WAYタイプが便利です。選ぶ際にはスムーズな切り替えが可能かどうかもチェックポイントです。

ベビーカーでは何よりも安全に使用できるかどうかが大切です。国内製のベビーカーでは、一般財団法人製品安全協会の安全基準を満たした製品につけられるSGマークの有無を必ずチェックしましょう。

海外ブランドでは、SGマークの代わりとして、各国の安全基準や国際的な基準を満たしているかどうかが判断のポイントです。EN規格(欧州)・ASTM規格(アメリカ)・BS規格(イギリス)などがあります。

「サイベックス」はドイツのメーカーで、日本では都市型生活に適応しやすい「MIOS(ミオス)」シリーズが人気です。レザーの採用とラグジュアリーなフレームカラーでスタイリッシュなデザインに仕上がっています。

全般的に軽量な製品が多く、特に手軽さを重視するなら「EEZY S(イージーエス)」シリーズもおすすめです。両対面対応なら「MELIO(メリオ)」シリーズもチェックしてみましょう。

オランダのメーカー「バガブー」は、移動のスムーズさを追求し「行ける場所の移動から行きたい場所への移動」を叶えるベビーカーを開発しています。

スマートでコンパクトなデザインに設計されたモデルが多く、凸凹道や段差に強いサスペンション機能で移動が楽なため、子供とのお出かけの可能性が広がります。自動調整ハーネスや洗濯可能なファブリックなどの便利な機能性も魅力で、海外セレブの評価も高いです。

日本のベビー用品メーカーを代表する「アップリカ」は、日本の生活環境を踏まえて子供が自然に成長するのに快適な環境のベビーカーづくりを目指しています。

子供の姿勢の保持をしやすいシート「メディカル成長マモール」は、赤ちゃん医学・育児工学の視点を取り入れたアップリカならではの設計です。機能性が高く、主張し過ぎない落ち着きのあるデザイン性も魅力で人気を集めています。

イギリスの保育用品メーカー「マクラーレン」のベビーカーは、洗練されたおしゃれなデザインが特徴的です。さらに子供の転落防止設計やサスペンション付きタイヤによる安定感の向上など品質の高さも評価されています。

A型・B型とタイプ別に揃っており、安定感とスマートなサイズ感が魅力のA型「クエストスポーツ」やBMWとコラボしたB型タイプに注目が集まっています。

ノルウェーの高級ブランド「ストッケ」のベビーカーは、子供の安全性・快適さに最も重点を置いているのが特徴的です。地表の紫外線や排ガスから守るハイシートや・安定性の高いタイヤ・通気性に優れた日除けなど、子供にやさしいモデルが多く揃っています。

チャイルドシートとしても活用できる2WAYタイプや、片手開閉できるモデルなど利便性も高く、素材感もいいため、デザインも他ブランドに見劣りしません。

ベビー用品は国産の商品がいいと考えている方もたくさんいます。そんな方におすすめなのが、コンビです。コンビは1957年に設立された日本の会社で、ベビーチェアや哺乳瓶などのたくさんのベビー用品を開発・販売しています。

そんなコンビでおすすめなのが、minimoシリーズ。コンパクトなので移動が多い方にとくにおすすめです。小回りがきくので、狭い廊下や店舗でも安心して使用できます。

哺乳瓶のブランドとして有名なピジョンですが、実はベビーカーもたくさん開発しています。コンビと同様に1957年に設立された日本の会社で、ベビー用品業界を牽引しています。そんなピジョンでおすすめのベビーカーはスートプラスシリーズ。

押しやすさにこだわった商品で、使い勝手は抜群。口コミでも高い評価を得ています。シンプルなデザインなので、飽きがこないのも魅力です。

エアバギーはGMPインターナショナルが開発・販売しているベビーカーのブランドです。おしゃれなデザインが魅力ですが、機能面も抜群。三輪を採用しているため、小回りがきくベビーカーに仕上がっています。

おすすめはココ ブレーキ エクストラ。丸いフォルムがとてもおしゃれな、エアバギーの定番品です。カラーバリエーションが豊富なので、個性が出せるのも魅力です。

近年は高級車ブランドとの共同開発によるベビーカーの人気も高まっています。たとえば「フォルクスワーゲン」からは、高性能エンジン搭載のGTIシリーズのデザインを踏襲した「GTIベビーカー」が登場しています。

他にも「JEEP」や「アストンマーティン」コラボモデルなどがあり、いずれも洗練されたデザイン性だけでなく、高級車さながらの快適な走行をイメージした設計になっています。

走行性のいいベビーカーやおしゃれなベビーカーを見つけても、シート下収納の容量が心もとない場合、ベビーカーバッグの活用を視野に入れてみましょう。

荷物の出し入れがスムーズなボックス型や、ドリンクホルダー付きタイプなどさまざまな形状があり、使いやすいようにカスタマイズできるのがメリットです。選ぶ際には、取り付け方法によってベビーカーの安定性や機能性が損なわれないかをチェックするのがポイントです。

ベビーカーは哺乳瓶・ベビーベッド・衣料品などと違い、出産前から準備しなくてもいいアイテムです。とくに新生児のときは使用できないベビーカーもあるので、注意してください。ある程度成長して、外に出かけられるようになってから購入するのがおすすめです。

どの価格帯のベビーカーでも、ポイントを押さえれば安全に使える製品はあるものです。しかし高級ベビーカーでは、乗り心地・おしゃれさ・使い勝手の良さなど、より幅広いニーズを網羅したモデルが揃っています。快適なおでかけのためにぜひ高級ベビーカーをチェックしてみてください。

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